クルーズ旅行の需要が国内で最大にまで成長しております。クルーズ旅行はこれまでは豪華客船に乗るセレブの旅行手段と思われがちでしたが、日本発着のカジュアルクルーズが流行ってきており、それに伴って、クルーズ旅行に参加する男性の方も増えてきているのではないでしょうか。クルーズ旅行に初めて参加するにあたって、ぜひとも知っておきたいのがドレスコードに関する知識です。今回は男性がクルーズ旅行に参加する際に知っておくべきドレスコードの基礎知識をまとめました。
クルーズ船のドレスコードは３つ。「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」のコーディネートを知っておこう
クルーズ旅行には、クルーズ船内のイベントなどによって、ドレスコードが指定されている場合があります。ドレスコードとは、クルーズ旅行でのイベントやディナータイムなど社交場でのラグジュアリーな雰囲気を保つために、服装を合わせるルールを意味します。クルーズ旅行では、「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」と呼ばれるドレスコードのレベル分けがあり、指示されている場合は、それらのドレスコードに合わせた服装を求められます。
現在のクルーズ旅行は、ラフな服装で気軽に楽しむことができるカジュアルクルーズに人気が集まっています。カジュアルクルーズの場合、ドレスコードに関してはかなり規定が緩いため、基本は「カジュアル」で問題なく、Tシャツやハーフパンツ、サンダルといった服装でもOKであるとされています。
ただし、カジュアルクルーズよりも上位ランクとなるプレミアムクルーズやラグジュアリークルーズに関しては、たとえ「カジュアル」に指定されている場所でも、過度にラフな服装はNGとされており、よりTPOを意識した服装が求められる傾向があります。
このように、クルーズ旅行には「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」のドレスコードのレベル分けが存在し、さらにカジュアルクルーズと、上位ランクであるプレミアムクルーズ、ラグジュアリークルーズの間でも、ドレスコードのレベル感が違うことを知っておきましょう。
男性のクルーズ船でのドレスコード「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」の具体的な例をご紹介
・「カジュアル」の場合
カジュアルクルーズの場合、「カジュアル」のドレスコードでは、ポロシャツ、セーター、スラックスなどの服装のほか、Tシャツ、ジーンズ、短パンなどのラフな服装も含みます。基本的に、普段と変わらない服装で問題ないという認識で良いでしょう。
プレミアムクルーズやラグジュアリークルーズの場合だと、カジュアルクルーズに比べてドレスコードのルールはやや厳しめになります。そのため、同じように「カジュアル」と指定されていた場合も、プレミアムクルーズやラグジュアリークルーズではTシャツや短パン、サンダルといった極端にラフな服装は避けるのが無難です。
・「インフォーマル」の場合
カジュアルクルーズでの「インフォーマル」は襟付きのシャツ、スラックス、または軽くジャケットを羽織るなどの服装で問題ありません。おしゃれで清潔な服装であれば、会場などで浮くこともないでしょう。
プレミアムクルーズやラグジュアリークルーズの場合は、スーツやジャケット、可能であればネクタイなども用意しておくと安心です。イメージとしては、結婚式の二次会での服装を思い浮かべていただければ間違いありません。
・「フォーマル」の場合
カジュアルクルーズでは、「フォーマル」までの正装を求められるケースはあまりありません。もしも指定されていた場合には、結婚式の二次会程度の服装（スーツにネクタイなど）で参加すれば問題ないでしょう。
一方、プレミアムクルーズやラグジュアリークルーズの場合だと、「フォーマル」＝完全なる正装であると理解いただければと思います。そのため、結婚式に参加するような着こなしが最もドレスコードに合った服装となります。ダークスーツや、タキシードにネクタイが基本です。公式の場でのおしゃれをイメージいただければ間違いないでしょう。
ドレスコードは面倒なものではなく、おしゃれを楽しむ機会。衣装の準備にはレンタルサービスを利用するのも幅が広がる
男性のクルーズ旅行でのドレスコードについて、詳しくまとめてきましたがいかがだったでしょうか。ドレスコードは面倒なものでは決してなく、クルーズ旅行という非日常を120%楽しむためのスパイスであるとご理解ください。
普段とは違うおしゃれを楽しむために、衣装のレンタルサービスなどを利用するのも手段のひとつです。タキシードなどを一式揃えようと思うとそれなりの値段がかかりますが、レンタルサービスであれば高級ブランドのアイテムを手頃に借りることができますので、参考にしてみてくださいね。
クルーズ旅行にとびきりのおしゃれをして参加し、ぜひとも思い出に残る最高の船旅を楽しんでいただければ幸いです。
