「スーパースターヴァーゴ」日本発着クルーズで楽しむ極上のエンタメ！「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」潜入レポート

2017年8月4日

イベント

スタークルーズの旗艦船「スーパースターヴァーゴ」が2017年7月〜11月、ついに待望の日本発着クルーズを開始しました。「スーパースターヴァーゴ」は大阪港・横浜港を母港として上海経由の7泊8日のカジュアルクルーズが楽しめる大型クルーズ船ですが、船内シアター「ゾディアックシアター」にて、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとのコラボレーション企画「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」を開催！今回は先日開催された初回公演の様子をレポートいたします。

クルーズ船で洋上お笑いライブが楽しめる！「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」がついに開幕

満を持して日本発着クルーズを開始したスタークルーズの旗艦船「スーパースターヴァーゴ」。スタークルーズは香港に本拠地を置くゲンティン香港の所有するクルーズブランドであり、東南アジアクルーズシーンのリーディングカンパニーとして、その名を馳せてきました。

そして今回、日本発着クルーズを開始するにあたって、目玉となる企画のひとつが「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」。よしもとクリエイティブ・エージェンシーとの初のコラボレーション企画であり、なんと「スーパースターヴァーゴ」船内の830名を収容可能な大型シアター「ゾディアックシアター」にて、よしもとの芸人の皆さんが提供する極上のお笑いライブが楽しめるのです。

「スーパースターヴァーゴ」では、毎週土曜日大阪発着のクルーズ、または毎週日曜日横浜発着のクルーズ、いずれのクルーズに乗船しても7泊8日のクルーズ中に必ず１回、「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」のライブを観覧することができるようになっています。

初回公演が7月8日に行われ、第一弾の出演者は「ガレッジセール」「が〜まるちょば」「天津」「マテンロウ」という豪華４組。今回は、「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」に実際に筆者が参加して、白熱したお笑いライブを観覧してまいりました。

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」を引っ張るMC！ベテランの安定感と抜群のトークで会場を盛り上げる「ガレッジセール」

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」が開幕し、ステージに登場したのは「ガレッジセール」のお二人。今回の「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」ではお二人が司会進行のMCを担当します。現在は「にじいろジーン」「きん☆すた」「秘密のケンミンSHOW」などで活躍中であり、過去には「ガガガガガレッジセール」「笑っていいとも!」「ワンナイR&R」などにも出演していた皆さんご存知のベテラン芸人です。

ゴリさんは登壇してさっそく、「スーパースターヴァーゴ」の豪華な船内施設やレストランの数々に驚きを隠せないと話しつつ、川田さんのツッコミを受けながらユニークなトークで会場を沸かせます。お二人のトークで会場の温度が上がったところで一組目をご紹介。「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」は「マテンロウ」の漫才から始まりました。

皆さんご存知アントニー！皆さん知らない大トニー？「マテンロウ」の放つ軽快な漫才に会場は爆笑

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」の記念すべき漫才出演の第一組目を飾ったのは、「マテンロウ」のお二人でした。アメリカ人と日本人のハーフだけれど、英語がまったくわからないというユニークな経歴を持つハーフ芸人アントニーさんと、相方の大（おお）トニーさん。「水曜日のダウンタウン」にも出演し、M-1グランプリ2016では準々決勝まで進出している勢いのあるコンビです。

ハーフ芸人として知名度の高いアントニーさんですが、一方で知名度が低いことに悩み、2016年には芸名の改名も行っている大トニーさん。開始早々に知名度が低いことを自らネタにして会場を盛り上げた後は、アントニーさんの黒人ハーフゆえの悲しい過去を軽快にいじるネタで大爆笑を勝ち取っていました。いやはや、「マテンロウ」さん面白いです。「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」、どんどん盛り上がってまいりました！

再び知名度格差コンビ？！エロ詩吟で有名な「天津・木村」と「天津・向」の漫才に大喝采、「あると思います」！

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」の漫才出演の二組目は「天津」でした。詩吟の節に合わせながらエッチなあるあるを披露する「エロ詩吟」で一世を風靡した木村さんと、そんな木村さんの影にいたことを密かに根に持っている（？）向さんのコンビです。

開始早々に、木村さんが「エロ詩吟」で有名であることをいじり出す向さん。ヒートアップして自由奔放に漫才を展開していく「天津」のお二人の笑いのペースに完全に持って行かれる会場。木村さんは向さんに「エロ詩吟」を披露してほしいと何度も迫られるも、かたくなに拒否していましたが、最後の最後でしっかりと吟じていました。会場は大喝采となり、最後の一組である「が〜まるちょば」さんにバトンタッチです！

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」のトリを飾ったのは、圧巻のパントマイムを披露する「が〜まるちょば」

「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」のトリを飾ったのは、Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出され、世界が認めたアーティストとしてこれまで30カ国を超える国々のフェスティバルなどに出演する経験を持つ「が〜まるちょば」のお二人でした。

会場を巻き込んで盛り上げていく独自のスタイルのパントマイム。会場のお客様も「が〜まるちょば」のお二人と一緒に拍手をしたり、ジェスチャーをしたりすることで一体感が生まれていきます。まったく言葉を話さずに会場をひとつにしてしまう実力は、さすがとしか言いようがありません。「ヴァーゴtheよしもと＠クルーズ」のトリにふさわしい、素晴らしいステージでした。