これだけ押さえておけば安心!豪華客船クルーズでの知っておきたいお食事マナーまとめ

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クルーズ旅行は外国籍のクルーズ船に乗船するケースが多いため、お食事の文化も海外の慣例にのっとったものとなります。昨今では、日本人乗務員も乗船している日本発着クルーズや、ラフなスタイルでも楽しめるカジュアルクルーズなどが多数就航しています。そのため、クルーズ旅行でのお食事マナーに関しても、最低限の知識さえ持っておけば問題なく過ごすことができるようになってきています。今回は、これだけは知っておきたい!というクルーズ船でのお食事マナーをまとめます。

食事のタイミングや座席の指定など、クルーズ船によって独自のルールがある。出発前にクルーズ船のルールをチェックしよう

クルーズ旅行では、食事のタイミングに独自のルールがあるクルーズ船もあるため、その点をチェックしておくと良いでしょう。気兼ねなく過ごすことのできるカジュアルクルーズでは、予約料金の中にインクルードされている無料レストランでの食事をいつでも取ることができるスタイルもありますが、クルーズ船によっては食事の時間を予約して利用するスタイルもあります。

たとえば、夕食の時間が二部制になっているクルーズ船があり、その場合は一部が17時半または18時、二部が20時以降となっていたりします。このケースの際には、乗船申し込みのときに食事の時間を事前に予約して、その時間に食事を取るのが慣例になっています。

座席に関しても、自由に着席するスタイルもありますが、食事をするテーブルが乗船の際にすでに決まっているケースもあります。このとき、大きなテーブルで外国人の方々と席を共にすることになることもあり、こうした場所での一期一会の出会いもクルーズ旅行の魅力のひとつです。

ただ、知らない人と食事を共にするのは気が引けるといった場合には、乗船申し込みの際に2名席での利用はできないかどうか問い合わせをしてみてください。クルーズ旅行を共にする方との時間が、最も過ごしやすくなる食事のスタイルで段取りをすることがベストです。

お食事中に押さえておきたいマナーは5つ!最低限のマナーさえ守れば、クルーズ旅行でのお食事は完璧

おしゃれな雰囲気のクルーズ船内のレストランでコース料理をいただく際に、テーブルに並ぶいくつものナイフやフォークをみると、どうやって食事をすれば良いのか、不安になってしまう方もいらっしゃることでしょう。

しかし、クルーズ旅行で押さえておくべきマナーは5つ程度で、決して難しいものではありませんからご安心ください。具体的には、以下の5つを守るようにしてください。

・ナイフとフォークは置いてある外側の組から利用する

・お皿から食べ物を口に運ぶときに、食器を持ち上げない。

・スープや麺類などを食べるときは、音を立てないようにする。

・自分の座っている位置から遠いところに置いてある調味料などは誰かにとってもらう。(無理をして、身を乗り出して取ったりしないようにする)

・ウェイターを呼ぶときは、手を振ったり声を出したりせずに、目で合図をする

これらを守っておけば、あとは気兼ねなく食事を楽しんでいただくことができます。ひとつひとつは決して難しい所作ではありませんから、これらのマナーをあたまの隅に置いておけば安心です。一緒にクルーズ旅行をするお相手にも、これらの所作に関しては念のために共有しておくとなお安心できるかと思います。

クルーズ船でのお食事マナーでは、緊張しすぎる必要はゼロ。気になる方は、ラフに楽しめるカジュアルクルーズがおすすめ

クルーズ船でお食事する際に、知っておいたほうがいいマナーをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。クルーズ船でのお食事マナーは、思いの外、難しいものではないことがおわかりいただけたかと思います。

マナーにミスがあったからといって、直ちに何か不利益になるようなことがあるわけではありません。もしも何か所作を間違ったとしても、乗務員の方が正してくれたり、フォローは常に入りますので、笑顔でいれば問題ありません。

重要なことは楽しむ心です。緊張しすぎる必要はありませんので、最低限のマナーをあたまに入れたうえで、気軽にクルーズ旅行に参加してみてください。それでも細やかなマナーを気にするのが苦手という方は、よりラフに楽しむことのできるカジュアルクルーズへの参加がおすすめです。

カジュアルクルーズであれば、普段と変わらない服装や食事のスタイルで過ごすことができますので、マナーを気にしすぎて旅行自体を楽しめなくなる懸念がある方は、ぜひともカジュアルクルーズの利用を検討してみてくださいね。

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