クルーズ船のサイズってどんな種類があるの?クルーズ旅行の客船タイプをご紹介

24

クルーズ旅行が今、面白くなってきています。これまでは就航していなかった日本発着クルーズの外国籍船が、続々と就航を決定しており、今までにないリーズナブルでカジュアルなクルーズ旅行も楽しめるようになってきているのです。そこで豆知識として知っておきたいのがクルーズ船のサイズ。大きさの違いによって過ごし方もずいぶん変わってくるのです。今回はクルーズ船のおおまかな大きさ別のタイプとその過ごし方について紹介していきます。

クルーズ旅行入門としておすすめのクルーズ船サイズは数万トン程度の中型クラス

クルーズ船と一言で言っても、そのサイズは様々です。日本の国内クルーズで有名な豪華客船「飛鳥Ⅱ」は総トン数50,142トン、全長241m、全幅29.6mとされています。その他、「ぱしふぃっく・びいなす」は総トン数26,594トン、全長183.4m、全幅25m。「にっぽん丸」は総トン数22,472トン、全長166.6m、全幅24m。日本で有名な客船はどれも20,000トン〜50,000トン程度です。

欧米やアジアの海外クルーズの客船は10万トンを超える巨大なものが多いですが、数万トン級のクルーズ船も多数あります。特に、数日〜一週間程度のショートクルーズでは、数万トン級のクルーズ船がおすすめのサイズとなります。理由としては、船内施設の広さや設備の充実度がちょうど良く、退屈せずにすべての船内スポットを回ることができるからです。

数週間ほど海に出るロングクルーズの旅であれば、10万トン以上のクルーズ船であっても船内施設を回ることは可能ですが、数日〜一週間程度のショートクルーズの場合は、10万トンを超えるような巨大な客船はすべての施設を回ることはほとんど不可能です。そのため、初めてのクルーズ旅行に行くならば、まずはショートクルーズでたっぷりと船旅を満喫できる数万トン級のクルーズ船を選んでみましょう。

クルーズ船の巨大さと、ダイナミックな船旅を求める方は10万トン級の大型客船へ

10万トンを超えるようなクルーズ船になってくると、日本からアジア近郊などに向かうショートクルーズでは船内設備のすべてを回りきれないほどのサイズとなります。そのため、カリブ海やヨーロッパへ向かうような海外クルーズや、出発地まで飛行機で移動するフライ&クルーズなど、ロングステイのクルーズではこのようなサイズのクルーズ船が力を発揮するといえるでしょう。

数々の豪華客船を所有することで有名なロイヤルカリビアン社の大型クルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」や、ヨーロッパを就航する「ロイヤルプリンセス」、地中海やエーゲ海を回る「ノルウェージャンゲッタウェイ」など、どれも総トン数130,000トン以上、全長300メートルを超える大型客船です。

一生のうちに一度は乗ってみたい!まるで動く大都市のような20万トン級の超大型客船

クルーズ船、豪華客船の中でも驚くべきサイズといえば、20万トンを超える超大型客船です。世界最大級の客船といえば、ロイヤルカリビアン社の「オアシス・オブ・ザ・シーズ」。姉妹船の「アリュール・オブ・ザ・シーズ」などと並び、世界一巨大な客船として知られており、総トン数は225,282トン、全長360メートルと、東京タワーよりも長い船体を持っています。映画で有名な豪華客船「タイタニック」の実に5倍もの大きさを誇っているのです。

その貫禄は、もはや海に浮かぶ大都市。カリブ海をめぐる豪華客船の船旅など、遠洋へ向かうダイナミックな旅路を楽しみたい方には、ぜひともおすすめしたい客船です。

外国籍のクルーズ船には、どの船にもリーズナブルなカジュアルプランが存在する!

クルーズ船の大きさについて詳しくみてきましたが、いかがだったでしょうか。世界中に就航しているクルーズ船の巨大さに驚きますよね。しかしながら、船体が巨大だからといって料金も手が出せないほどのものになると思い込みがちですが、決してそんなことはないのです。

外国籍のクルーズ船には、どの船にもリーズナブルな値段で船旅を楽しむことのできるカジュアルプランが存在します。それらを利用すれば、お安く豪華客船気分の船旅が楽しめるのです。中には、一泊10,000円代で楽しめるようなプランも多数存在します。船旅に憧れのある方は、この機会にぜひともお目当ての日本発着の国内クルーズ・海外クルーズ・フライ&クルーズなどのクルーズ旅行をチェックしてみてください。クルーズ旅行にたいするイメージが180度変わることは間違いありません!

最新記事

人気ランキング