誰もが一度は体験してみたい世界一周クルーズ。魅力的な豪華客船の船旅の全貌とは
世界一周クルーズと一口に言っても、ツアーやクルーズ船の種類によって内容は千差万別です。大西洋から太平洋までを網羅する本格的な世界一周クルーズを楽しみたいならば、100日間程度の期間はかかりますので、かなりの長期休暇を取る必要があります。そのため、会社員であれば会社の福利厚生制度を利用したり、学生であれば学校へ申請を出したりして、長期休暇を取れるように準備することがまずは先決となるでしょう。
世界一周クルーズの全貌については、最も有名な世界一周クルーズの航行のひとつとして、ロンドンから出発するクイーン・エリザベス号の世界一周クルーズ127日間のツアーがあります。まずはフライ&クルーズでロンドンまで空路で向かい、そこからクイーン・エリザベス号に乗船して世界一周クルーズが始まります。
クイーン・エリザベス号の127日間ツアーの有名な寄港地をざっくりと挙げていきますと、ロンドン(イギリス)→ニューヨーク(アメリカ)→パナマ運河→サンフランシスコ(アメリカ)→ホノルル(ハワイ)→オークランド(ニュージーランド)→シドニー(オーストラリア)→ラバウル(パプアニューギニア)→那覇(日本)→大阪(日本)→釜山(韓国)→鹿児島(日本)→上海(中国)→香港(中国)→シンガポール→コロンボ(スリランカ)→ケープタウン(南アフリカ共和国)→サウサンプトン(イギリス)→陸路でロンドンへ移動→ロンドンから飛行機で帰国といったコースを回っていきます。
世界一周クルーズで人気のツアーをご紹介。日本発着クルーズの世界一周クルーズもある
・クイーン・エリザベス号の世界一周クルーズ127泊127日ツアー
先ほども紹介した、世界で最も有名な世界一周クルーズのひとつです。テレビ番組などでも紹介されることが多い世界一周クルーズのため、知っている方も多いのではないでしょうか。ほぼ4ヶ月間かかるロングクルーズですが、費用に関しては良心的な価格となっており、最安値の船内内側キャビン(客室)の場合、358万円から利用することが可能です。しっかりと貯金しておけば決して乗船ができないわけではないお値段のため、世界一周クルーズを夢見ている方はぜひともご検討してみてはいかがでしょうか。
・ピースボート世界一周クルーズ103泊104日ツアー
格安の世界一周クルーズとして人気のあるツアーです。街中のチラシなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ピースボートの魅力はその価格の圧倒的な安さにあり、103泊104日で129万円から乗船が可能であり、早期割引制度などを利用すればさらにお安く乗船できます。ピースボートは客室に「フレンドリータイプ」と呼ばれる相部屋の客室タイプもあり、一人旅でもたくさんの人たちと交友できるようになっています。この価格帯であれば、学生の皆さんでも頑張れば参加できる範囲であるため、一生の思い出づくりを若い頃にしておきたいと考えている方々にもおすすめです。
・飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ102日間ツアー
日本の誇る代表的な豪華客船のひとつ、飛鳥Ⅱも世界一周クルーズを周航しています。飛鳥Ⅱといえば、豪華客船として高価なイメージが定着していますが、最安値のお部屋であれば330万円から乗船可能となっています。日割りで換算すると一泊3万円程度であり、決して安価ではないものの、手の出ない金額ではないかと思います。また、フライ&クルーズではなく、日本発着クルーズで世界一周クルーズが楽しめるのも魅力です。一方で最上級のグレードであれば2,000万円以上という客室もあるのは、さすがといった印象です。一生に一度の世界一周クルーズを豪華客船で過ごしたいという方は、ぜひとも飛鳥Ⅱでの世界一周を検討してみてはいかがでしょうか。
世界一周クルーズは、誰もが憧れるロマンあふれた船旅。一生に一度の船旅を、ぜひとも検討してみてほしい
世界一周クルーズの全貌と人気のツアーについて、詳しくご紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか。
世界的に有名なクイーン・エリザベス号での世界一周クルーズや、安価なピースボートでの世界一周クルーズ、日本の豪華客船として名を馳せている飛鳥Ⅱの世界一周クルーズなど、価格帯やクルーズ船のグレードなどによっても、様々な種類があることがおわかりいただけたかと思います。
少しでも世界一周クルーズに興味のある方は、この記事をきっかけとしてぜひとも世界一周クルーズへの出発を検討してみてください。あなたの予想をはるかに上回る最高の船旅が、あなたを待っていることは間違いありません。