ゲンティン香港が所有するプレミアムクラスクルーズ客船「ゲンティン ドリーム」の魅力とは
今回、2017年4月にゲンティン香港の傘下である「ドリームクルーズ」が所有するプレミアムクラスクルーズ客船「ゲンティン ドリーム」が、日本の那覇・宮古島へ初寄港しました。「ゲンティン ドリーム」はアジア初のプレミアムクラスクルーズとして注目されているクルーズブランド「ドリームクルーズ」の期待の旗艦船であり、2016年11月に華々しく登場したばかりの新造船です。
「ゲンティン ドリーム」の魅力は、何と言ってもメイドインアジアのプレミアムクラスのサービスを受けることができる点でしょう。これまで、プレミアムクラスクルーズの船は欧米のクルーズ会社の船しか存在しませんでした。しかし、「ゲンティン ドリーム」はアジアのクルーズ船ならではのアジアン・ホスピタリティーに溢れた極上のきめ細やかなサービスを用意しており、日本人でも親しみやすいサービス展開が売りとなっています。
そんな「ゲンティン ドリーム」が今回、2017年4月2日~10月8日まで5泊6日の香港発着クルーズに就航しており、その過程で沖縄・宮古島への寄港も行うことになりました。「ゲンティン ドリーム」は総重量約15万トンを超える巨大な豪華客船であり、日本の観光シーンへもたらす影響も大きなものになることが予想されます。「ゲンティン ドリーム」は船そのものがアジアマーケット向けの総合型リゾートとして作られており、今後も日本を訪れる訪日クルーズ旅客を牽引する存在となることは間違いありません。
姉妹船の「ワールド ドリーム」も2017年11月就航予定。「ゲンティン ドリーム」の日本発着クルーズにも期待
アジア初のプレミアムクラスクルーズとして、より贅沢なクルーズ旅行を楽しみたい顧客の心を鷲掴みにするサービスを提供している「ゲンティン ドリーム」ですが、今後は、姉妹船の「ワールド ドリーム」も2017年11月に就航が予定されており、アジアにおけるプレミアムクラスクルーズの盛り上がりも期待することができます。
なお、「ゲンティンドリーム」を運営する「ドリームクルーズ」の母体であるゲンティン香港には、これらのプレミアムクラスクルーズ以外にも、格安クルーズが楽しめるカジュアルクラスクルーズ「スタークルーズ」も傘下に存在しており、「スタークルーズ」は旗艦船「スーパースター ヴァーゴ」による初の日本発着クルーズも2017年7月から開始しています。
このように、すでにカジュアルクラスクルーズに関しては日本発着クルーズが開始されている流れもあり、今後は「ゲンティン ドリーム」および「ワールド ドリーム」に関しても、クルーズファンとしては日本発着クルーズが開始されることを期待してやまないところです。国土交通省も2020年までに訪日クルーズ船旅客数を500万人とする目標を掲げて外国籍クルーズ船の受け入れを積極的に行っているため、クルーズ旅行全体のマーケットは追い風状態であるといえます。
今後、「ゲンティン ドリーム」は2017年11月24日からシンガポールを母港とする新航路も開始するため、「ゲンティン ドリーム」での船旅を楽しみたい場合は、フライ&クルーズで香港またはシンガポールから参加することも可能です。アジアをめぐる初のプレミアムクラスクルーズ「ゲンティン ドリーム」、姉妹艦「ワールド ドリーム」の動向は今後も見逃せません。
今後も日本発着クルーズが続々と登場する可能性のあるクルーズ旅行シーン。これからの動向をぜひチェック
アジア初のプレミアムクラスクルーズである「ゲンティン ドリーム」の日本初寄港に関してのニュースをお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか。
今後の日本発着クルーズの可能性がさらに広がることを期待しつつ、まだクルーズ旅行に参加したことのない方は、ぜひともこれを機会に、アジアのクルーズ旅行に出かけてみることを検討してみてください。
そして、クルーズファンの皆様は、これからも日本発着クルーズを開始する海外クルーズ会社の動向を見逃さずにチェックしていきましょう。