ショートクルーズが気軽に楽しめる日本発着の海外クルーズは、アジア・ロシアへの船旅がおすすめ
日本発着クルーズの利点としては、数日間〜一週間程度のショートクルーズで海外クルーズが気軽に楽しめるという点です。長期休暇が取りにくい日本だからこそ、日本発着のショートクルーズの需要が高まっています。それに伴い、多くの大手クルーズ会社が短い期間で楽しめるアジア・ロシア方面への海外クルーズを用意し始めているのです。
さらに、日本発着の海外クルーズでアジア・ロシア方面に向かう場合、日本の寄港地にも途中で停泊しながら向かうコースもあるため、国内クルーズもプラスアルファで楽しめるのがお得です。それでは、アジア・ロシアで人気の寄港地をみていきましょう。
アジアで人気の寄港地は、上海・台湾・釜山などのご当地グルメや観光が楽しめるスポット
日本発着クルーズで気軽に楽しめる海外クルーズといえば、やはりアジア方面。上海・台湾・釜山などがおすすめです。日本国内の寄港地である横浜・神戸・大阪・清水・金沢・舞鶴・長崎・博多(福岡)などを巡りながら、ゆったりと海外へ向かいます。
上海は、とくにクルーズ旅行が盛り上がっている地域であり、中国から日本に向かうクルーズ船も激増してきています。見どころは100万ドルの夜景とも言われるロマンティックな夜景。「外灘(ワイタン)」と呼ばれる異国情緒溢れる街並みや、「豫園(ヨエン)」の歴史ある庭園、「東方明珠電視塔(通称上海タワー)」など、さまざまな観光スポットがあります。上海蟹や点心などのご当地グルメも楽しみのひとつです。
台湾は「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなった「九份(キュウフン)」のノスタルジックな風景や、ドバイのバージュカリファが立てられるまで世界一高い高層建造物だった全長508メートルのタワー「台北101」、台北市内で楽しむことのできる多数の屋台が立ち並ぶ「士林夜市」など、見どころ満点です。小籠包や牛肉麺、火鍋などのご当地グルメも外すことはできません。
釜山は韓国のソウルに次ぐ大都市であり、ご当地グルメだけでなく、ショッピングやレジャーなど多方面でも楽しめる観光拠点として知られています。韓国一のビーチリゾートとして知られる海雲台(ヘウンデ)や、釜山大橋で結ばれた影島の突端に位置する釜山の絶景スポット太宗臺(テジョンテ)など、大自然を楽しむことができます。市街地に出て釜山のランドマークである釜山タワーのある南浦洞(ナンポドン)でショッピングを楽しんだり、パラダイスカジノでギャンブルのひと勝負をするのも刺激的です。
ロシア方面への海外クルーズも人気。ヨーロッパ的な異国情緒をショートクルーズで味わう
日本発着のショートクルーズで楽しめる海外クルーズの寄港地としては、ロシア方面も人気です。ウラジオストクは、世界一長い鉄道として知られる「シベリア鉄道」の終着地としても知られる港町で、スヴェトランスカヤ通りなどの歴史あるロシア建築の景観を楽しむことのできる、見どころある観光スポットです。市内には坂道が多く、路面電車が優雅に走る様子から、「ロシアのサンフランシスコ」とも呼ばれています。
ロシア方面へのショートクルーズは、一週間ほどの客船の船旅で、ヨーロッパの異国情緒溢れる世界を体感できるのが魅力のひとつです。身近なアジアに向かうのとは一味違う船旅を楽しむことができます。また、日本国内の寄港地も、東北方面や北海道などに寄ることができるツアーもありますから、北国への国内クルーズも同時に楽しむことができるところも嬉しいポイントです。
日本発着の海外クルーズが過去最高の人気に。これからのトレンドを先取りするなら今
日本発着クルーズの海外クルーズ旅行の寄港地について、詳しくお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。海外旅行に日本から気軽に行ける日本発着クルーズは、海外旅行のあり方に新しい可能性を与えてくれる魅力的な選択肢です。
飛行機で向かう海外旅行の場合、移動時間は自由が利かず、窮屈な思いをします。その点、クルーズ船での船旅ならば、乗船した瞬間から旅を自由に楽しむことができるため、旅の時間を有意義に使うことができます。しかも、リーズナブルかつカジュアルな格安クルーズ旅行でも、船内設備は豪華客船を思わせるほどに充実しています。
一度日本発着クルーズを知ってしまったら、クルーズ旅行の魅力にとりつかれることは間違いありません。今、日本発着のクルーズ旅行は過去に例を見ない人気となっています。ぜひともこの機会に、トレンドを先取りして日本発着のショートクルーズをご検討してみてはいかがでしょうか。