クルーズ旅行にいくならこれが必要！知っておきたいクルーズ旅行の持ち物準備&豆知識まとめ

2017年6月14日

ハウツー

豪華客船のイメージが定着しているため、日本では利用者がまだまだ少ないクルーズ旅行ですが、現在は日本発着の格安クルーズが整備され、リーズナブルに客船での船旅を満喫できる時代が到来しています。そんな中、まだクルーズ旅行に参加したことがない人はどのような旅行準備をしたらいいのかわからないのではないでしょうか。今回は、初めてクルーズ旅行へ出発する人が準備すべきものや、クルーズ旅行の豆知識をまとめていきます。

クルーズ旅行に必要なもので特別なものはなし！まずは普段の旅行と変わらない準備を

まず、初めてクルーズ旅行に行く方でよくあるのが、何か特別な準備が必要なのではないか、と構えてしまうことです。しかし、心配はいりません。船旅だからといって何か特別な持ち物が必要なわけではありません。普段の旅行と変わらない準備をすすめていけば良いのです。どのようなものを準備すればいいのかわかりやすいように、持ち物・服装・その他の三つの項目に分けて、以下に必要なものをまとめていきます。出発前のチェックシートとして利用してください。

【持ち物編】クルーズ旅行に持っていく持ち物チェックリスト！忘れ物のないように

それでは早速、クルーズ旅行に持っていくべき持ち物をリスト化していきます。先ほどもお伝えしたとおり、通常の海外旅行と同じく特別なものは必要ありませんので、安心して準備してくださいね。

・パスポートまたはビザ、その他の証書など

国外クルーズに出発する場合に必要になるのがパスポートまたはビザです。パスポートは、クルーズ会社のほとんどで下船時６ヶ月以上のパスポート残存期限が必要であるとされていますので、チェックしておいてください。渡航先によってはビザ（訪問国査証）や予防接種証明書などが必要になるケースもあります。これらは旅行会社で予約をする際に確認できるので、必ず確認をとり、早めに準備しておきましょう。なお、パスポートは乗船後に客船に預けるパターンもありますので、念のためコピーを取って持っておくと安心です。クルーズ乗船券や、港までの航空券・乗車券、海外旅行保険の保険証なども忘れずに確認しておいてください。

・クレジットカードまたは現金

客船内ではパスポートと引き換えに、客船内での身分証明書・ルームキー・お会計機能を備えた乗船カードが渡されるケースがあるため、客船の中ではクレジットカードや現金はほとんど使う機会がありません。ただし、下船時に一括で清算を行う際にはクレジットカードがあるとスムーズに手続きが済みますので、手元にあると便利です。クルーズ船によっては利用できないカード会社のクレジットカードもありますので、事前に確認をしてください。万が一のために現金も数千円〜一万円程度は持っておくと安心できるでしょう。外貨両替は船内でできるケースや、そうでないケースがあるため、事前に確認しておくのがベストです。

なお、船内で用いる乗船カードを収納できるストラップ付きカードケースなどがあると非常に便利なので、用意しておくことを検討してください。

・各種アメニティ

歯磨き粉・歯ブラシ・髭剃り用カミソリ（シェーバー）などは、キャビン（客室）のランクやクルーズ船によっても違いますが、用意されていないケースもありますので確認をして事前に準備しておくと安心です。シャンプー、石鹸などは備え付けのものがありますが、使い慣れたものが良い場合は持っていくのがベストでしょう。化粧品・日焼け止めなども用意しておきましょう。また、電子機器の充電器や、渡航先によってはコンセント・変圧器なども確認のうえ用意しておくと安心です。

【服装編】クルーズ船に合わせて「フォーマル」「インフォーマル」「カジュアル」を用意する

クルーズ船内での服装の種類として、「フォーマル」「インフォーマル」「カジュアル」の三種類があります。まず、「フォーマル」はいわゆるパーティーの服装で、男性ならタキシードまたはダークスーツ、女性ならイブニングドレスまたはカクテルドレスなどです。「インフォーマル（スマートカジュアル）」はちょっとおしゃれな服装で、男性ならジャケットなどの襟付きの上着、女性ならワンピースやパンツスーツなどを意味します。そして「カジュアル」はTシャツやハーフパンツなどの普段着です。靴もそれぞれのドレスコードに合わせたものを用意しましょう。

クルーズ旅行では上記の三種類を使い分けることがありますが、格安クルーズの場合はほとんどがカジュアルで、カクテルパーティーなどの際のみインフォーマルとなるなど、ドレスコードが非常にゆるやかなのが特長です。どのようなレベル感の服装が必要かは、旅行会社に予約の際に確認しておくと安心です。