クルーズ旅行の需要が急激に高まっている上海。中国で人気のご当地グルメを楽しむ
上海のご当地グルメといえば、中華料理の中でも上海料理と呼ばれるジャンルが有名です。本場の上海料理の味付けは醤油・酢・砂糖・紹興酒をメインとした甘辛いもので、日本で食べる中華料理とは趣が違います。代表的な具材は上海蟹などのカニ・海老・川魚や、豚肉・野菜といったものがメインとなっています。
上海名物の料理といえば、上海蟹・川魚を蒸した料理や、豚肉を甘辛く煮込んだ角煮のようなジューシーな「紅焼肉（ホンシャオロウ）」、上海蟹の身、蟹味噌、豚肉をふんだんに使った「蟹粉小籠包（シエファンシャオロンパオ）」、中太麺を用いたボリュームある焼きそば「上海炒麺（シャンハイチャーメン）」、鉄板で蒸し焼きにした上海風おやき「生煎包（セイチンポウ）」などです。
上海はクルーズ旅行の需要が急激に高まっている地域でもあります。今後も、上海行きの日本発着クルーズは増えていくことが予想されます。中国の伝統的な建造物が楽しめる庭園である豫園（ヨエン）や、上海随一の観光エリアである外灘（ワイタン）を楽しみながら、ご当地グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。
リーズナブルに楽しめる食の宝庫、台湾。屋台が並ぶ夜市で本場のご当地グルメに出会う
日本発着の海外クルーズ・ショートクルーズで人気があるのが台湾です。台湾はご当地グルメも豊富で、値段も手頃なものが多く、リーズナブルに楽しめる食の宝庫といえます。アメリカで情報番組を提供しているCNNが発表した「グルメ世界の旅ランキング」では、台湾は堂々の一位にランクインしており、その人気は世界的にみても不動のものです。
台湾料理で代表的なものは、熱々ご飯に豚肉の煮込みをぶっかけた台湾のソウルフード「魯肉飯（ルーローファン）」、醤油をベースにした牛骨スープと小麦麺が楽しめる「牛肉麺（ニュウロウミエン）」、野菜や肉を独自のコクのあるスープでたっぷりと味わうことのできる「火鍋（フオグオ）」など、挙げていけば切りがありません。
異国情緒溢れる夜景が美しい「九份（キュウフン）」や、超高層タワー「台北101」など、観光スポットの見どころも多い台湾ですが、何よりも外せないのはリーズナブルなご当地グルメの数々です。カジュアルな格安クルーズで豪華客船の旅気分を味わいながら、台湾のグルメを求めて船旅をするのは、お財布に優しい贅沢ができる素晴らしい方法だといえます。
海外クルーズでも人気の寄港地、韓国のご当地グルメに舌鼓。釜山へ行く食の船旅
日本発着クルーズで人気の寄港地のひとつが、韓国・釜山です。海外クルーズの寄港地の中でも日本に最も近く、ショートクルーズで気軽に訪れることができるのが魅力となっています。釜山で楽しめるご当地グルメといえば、伝統的な韓国料理。肉と共に野菜をたくさん取ることができるので、ヘルシーに楽しむことができ、女性にも人気が高いのが特徴です。
代表的な釜山の韓国料理といえば、カルビを豪快に網で焼いて野菜に巻いていただく「焼肉」や、韓国家庭料理の人気メニューである「プルコギ」、釜山の名物料理として有名な豚肉を煮込んだ滋味の深いスープを味わうことのできる「デジクッパ」、釜山の冷麺と呼ばれている「ミルミョン」、「ポックッ」という名のリーズナブルに楽しめるフグ料理などもあります。港町ならではの海鮮料理の数々も魅力的です。
韓国ではソウルに次いで第二の大都市である釜山。ショッピングやレジャー、海洋都市ならではの美しい景色と共に、釜山ならではのご当地グルメはたいへんおすすめです。気軽に向かうショートクルーズの行先には、ぜひとも釜山を選んでみてはどうでしょうか。
アジアは美味しいものが溢れる食の楽園。日本発着の海外クルーズ旅行でご当地グルメを満喫
日本発着クルーズのアジアの寄港地で楽しめるご当地グルメについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。海外クルーズでも、日本発着のアジアへのクルーズ旅行は数日〜一週間程度のショートクルーズで向かうことができるため、長期休暇が取りにくい日本ではとくに人気のあるプランです。
飛行機に乗って目的地に向かうのとは違い、航路の間にクルーズ船内で豪華客船の旅気分を味わうことができるのもクルーズ旅行の魅力です。リーズナブルな日本発着の海外クルーズのショートクルーズプランも現在、続々と販売され始めています。ぜひともこの機会に、アジアに向かう大型客船の船旅を計画してみてはいかがでしょう。アジア中のご当地グルメが、あなたを待っています。
