クルーズ旅行はフォトジェニックな船旅。デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼での撮影が面白い
一般の方でも、カメラ好きの方であれば持っていることが多いのがデジタル一眼レフカメラです。デジタル一眼レフカメラの魅力は、なんといってもレンズを変えることでさまざまな写真を高解像度で撮ることができる点です。広角レンズ・望遠レンズ・マクロレンズといった種類豊富なレンズを交換することで、クルーズ旅行での豪華な料理の接写から、クルーズ船から見える遠くの風景まで、ふつうのデジタルカメラやスマホのカメラでは捉えることのできない世界観を写真で切り取ることができます。
よりコンパクトで取り回しが良く、レンズ交換の必要がないミラーレス一眼も人気があります。ミラーレス一眼は、一眼レフに比べてミラーを取り除いているために本体が小さく、クルーズ旅行などの遠出の際に、女性でも持ち運びがしやすくて便利です。液晶で撮りたいものを捉えて撮影するため、デジタルカメラやスマホでの撮影に慣れている方にも使い易いです。また、デジタル一眼レフカメラだとカメラ本体以外にもレンズを購入しなければならず高額になりがちですが、ミラーレス一眼は予算を抑えての購入も可能です。
通常のデジタルカメラやスマホでの撮影でも十分に思い出を切り取ることは可能ですが、せっかくのクルーズ旅行の船旅の思い出をより美しく写真に収めたい場合には、ぜひともこれらデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼を使ってみてはいかがでしょうか。
クルーズ船から見える夜景を綺麗に撮るためのとっておきの方法。知っておくと便利なカメラテクニック
・フラッシュをたかないようにする
暗いところでは、自動的にフラッシュがたかれるようになっているカメラも多いと思いますが、クルーズ船や寄港地で見える夜景を撮る際にはこの機能はNGです。フラッシュの光が手前の被写体に反射して、遠くの夜景が暗く沈んでしまい、綺麗に写真を撮ることができません。フラッシュをたかないようにすることで、自然光による美しい写真を撮ることができます。しかしながら、手ぶれが発生する可能性があるので、その際には手ぶれ補正を利用したり、ISO感度を上げたりして対応しましょう。
・カメラの構え方をしっかりと工夫する
夜景では手ぶれが起こりやすいため、しっかりと安定したカメラの構え方を覚えておくことも重要です。具体的には、両脇を締めてカメラを構えて安定させること、柱や壁など寄りかかることができる場所があれば体重をかけて身体の揺れを防ぐこと、肘を何かに乗せて固定させることなどを意識するようにすると良いかと思います。また、より完成度の高い写真を撮りたい場合には三脚を利用するのも良いでしょう。
・シャッターのスピードをコントロールする
こちらはよりプロっぽい写真を撮りたい場合のテクニックとなります。デジタル一眼レフカメラで、シャッタースピードを遅くして撮ってみるのです。そうすることで、露光時間が長くなり、光がたくさん取り込まれたきらびやかな写真になります。シャッターのスピードについては、数秒から数十秒まで、好みの光の取り込み度合いを確認しながら決めていくと良いでしょう。クルーズ船から見える夜景の美しい景色を写真に収めたい場合にはおすすめの方法です。
クルーズ旅行で一生の思い出に残る美しい写真を撮ろう。カメラを持って、カラフルでフォトジェニックな船旅を
クルーズ旅行でのカメラの使い方や、夜景を綺麗に撮るテクニックなどをお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼などを用いることで、より本格的な美しい写真を撮ることができることがお分かりいただけたかと思います。
クルーズ旅行では、寄港地などでの風景写真だけでなく、船内のラグジュアリーな設備の数々や、世界各国の豪華な料理、色とりどりのエンターテインメントなど、写真に収めたい被写体が次々に目に入ることになります。
ふつうのデジタルカメラやスマホのカメラでも十分に思い出は残せますが、カメラ好きの方や写真が好きな方は、ぜひともクルーズ旅行に行く前に、本格的なカメラ一式を揃えてみてはどうでしょうか。たくさんの被写体の数々に魅了され、もっとクルーズ旅行が好きになるかもしれませんよ。