地中海クルーズのご当地グルメはイタリアンやスペイン料理。情熱的な味わいを堪能
バルセロナ、マルセイユ、ジェノバ、ローマ、ナポリ・パルマ、イビサ、マルタ島、チュニスなど、ヨーロッパ独自の見どころ満載の寄港地の数々を楽しむことができる地中海クルーズ。フライ&クルーズの航路としても人気が高く、MSCクルーズ、コスタクルーズ、プリンセスクルーズなどが大型客船を就航させています。
地中海の寄港地での代表的なご当地グルメは何と言っても本場のイタリアンやスペイン料理です。地中海料理では新鮮なオリーブオイル、オリーブの実、トマト、ハーブなどを使ったパスタ料理や、肉料理、チーズ、魚介類の料理を味わうことができます。特にブイヤベースは地中海料理の代表格ともいえるメニューです。現地の銘柄のワインを傾けながら、日本では味わうことのできない本場ならではの味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。
エーゲ海クルーズのご当地グルメの代表格はギリシャ料理。素朴ながらも日本人の舌に合う美味
エーゲ海クルーズはベニス、ピレウス、イスタンブールなどを就航するツアーで、地中海クルーズと同様に、MSCクルーズ、コスタクルーズ、プリンセスクルーズなどがフライ&クルーズのツアーを提供しています。
エーゲ海クルーズのご当地グルメの代表格はギリシャ料理です。日本では馴染みの薄いギリシャ料理ですが、ひき肉やなす、ジャガ芋などを交互に重ねてホワイトソースで焼いたムサカや、ズッキーニ、トマト、ピーマンといった色とりどりの野菜の中身をくり抜いて米を詰め込んだイエミスタ、ケバブのように焼いた肉の串焼きのスヴラギなど、日本人の味覚に合ったご当地グルメが舌と目の両方と楽しませてくれます。
バルト海クルーズのグルメはエストニア料理が有名。新鮮な魚介類や肉の本来の味わいを楽しめる
バルト海クルーズはコペンハーゲンや、キール、サザンプトンなどを経由するフライ&クルーズです。MSCクルーズ、ノルウェージャンクルーズ、プリンセスクルーズ、ロイヤルカリビアンなどの大型客船が就航しています。
バルト海のご当地グルメはドイツやスウェーデンの影響が色濃く出たエストニア料理などが有名です。牛乳とジャガ芋をメインにしつつ、バルト海で水揚げされたばかりの新鮮なニシンやウナギ、カレイ、ヒラメといった魚介類や、豚の頭などの肉を煮こごりにしたシュルト、大麦の引き割りを練り込んだブラッドソーセージといったボリュームある料理が特徴となっています。
カリブ海クルーズのご当地グルメはスパイシーなカリビアン料理。常夏の味わいを楽しむ
カリブ海クルーズはフロリダ半島東のマイアミや、フォートローダデール、ポートカナべラルなどを就航する年中常夏のフライ&クルーズです。世界最大級の大型豪華客船であるロイヤルカリビアンの「オアシス・オブ・ザ・シーズ」や「アリュール・オブザ・シーズ」、MSCクルーズの「ディヴァーナ号」などが配船されていることでも有名です。
カリビアン料理はスパイスをふんだんに使った刺激的なメニューが特徴。香辛料を効かせたスパイシーさとライムやレモンの爽やかさが伴ったジャークチキンや、ヤギの肉を使ったゴート・シチュー、プラタノ・フリートと呼ばれるバナナをフライしたスイーツ、白身魚をフライしたグルーパー・フィンガーズなど、揚げ物や焼き物を中心とした独特な料理を楽しむことができます。
フライ&クルーズで楽しむ魅惑のグルメの数々を味わうために、ぜひとも豪華客船の船旅へ
フライ&クルーズの寄港地で楽しむことのできるご当地グルメの数々をお伝えしてまいりましたが、いかがだったでしょうか。フライ&クルーズの魅力は、なんといっても日本では決して触れることのできない欧米の異国情緒を余すところなく味わうことができる点です。そしてその中でも、グルメは外すことのできない楽しみのひとつ。
異国の海の上を進む大型豪華客船の船旅へ憧れを持っている方や、日本発着クルーズでアジア近郊のクルーズ旅行にも慣れてきた方などには、ぜひともフライ&クルーズをお試しいただきたいと思います。今回の記事を機会にして、フライ&クルーズで各国のグルメを直に味わいに行く計画を立ててみてはいかがでしょうか。