大阪港に初入港する「スーパースター ヴァーゴ」は圧巻の大きさ。和やかなムードの中で無事に着岸
2017年7月8日。日本発着クルーズを開始したスタークルーズの旗艦船「スーパースター ヴァーゴ」。待望の大阪港入港の瞬間を一目見るために、多くの観光客が集まりました。地元の子どもたちで編成されたブラスバンドの演奏で入港を歓迎し、和やかな雰囲気の中で無事に着岸。初めて「スーパースター ヴァーゴ」を目の当たりにする人々は、その巨大さに圧倒されていました。
「スーパースター ヴァーゴ」の総トン数は75,338トン、全長268メートル、乗客定員1,870人。日本で大型豪華客船として有名な「飛鳥Ⅱ」が5万トン級であることを考えると、「スーパースター ヴァーゴ」は非常に大きな船であることがわかります。
スタークルーズは香港に本拠地を置く「ゲンティン香港」が運営するクルーズブランドであり、東南アジアのクルーズシーンを牽引してきた会社です。欧米の外国籍クルーズ船にはないアジアン・ホスピタリティーに溢れたサービスをモットーとしており、カジュアルクルーズの客船ならではの低価格で、親しみやすい旅程を提供してくれます。待望の日本発着クルーズが開始されたことは、全国の日本の旅行者とクルーズファンにとってたいへん喜ばしいことです。
大阪港への初入港を記念して船内で開催されたポートイベントは大盛況。ピコ太郎もパフォーマンス
大阪港に着岸した後、一般のお客様のほか、スタークルーズおよびゲンティン香港の経営陣、豪華な来賓を迎え、「スーパースター ヴァーゴ」船内の大型バーラウンジ「ギャラクシーオブザスターズ」にてポートイベントが開催されました。開始の号令と共に行われたのは、金色の衣装を身にまとったダンサーたちによる華やかなダンスパフォーマンス。「スーパースター ヴァーゴ」の初入港が盛大に祝われました。
ポートイベントでは、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」で有名なピコ太郎さんによるユニークなパフォーマンスも行われました。ピコ太郎さんは「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」、「I LIKE OJ」、「カナブンブーンデモエビインビン」の3曲を披露。
「スーパースター ヴァーゴ」は今回、「ヴァーゴtheよしもと@クルーズ」と呼ばれる船内お笑いイベントも企画しており、お笑いとクルーズの融合もテーマとしています。イベント会場でもさっそく笑いが飛び交い、和やかな雰囲気。
スタークルーズおよびゲンティン香港の経営陣、来賓による挨拶と記念品の交換、乾杯が行われました。会場には終始、アジアン・ホスピタリティーに溢れた温かな空気が流れ、笑いが随所で起こる和やかな雰囲気の中で、ポートイベントは無事に終了しました。
横浜港に着岸する「スーパースター ヴァーゴ」を迎えた多数の観光客。「ヴァーゴtheよしもと@クルーズ」も開幕
2017年7月9日、「スーパースター ヴァーゴ」は横浜港に到着。多くの観光客が見守る中で、無事に着岸しました。大さん橋国際客船ターミナルにはたくさんの観光客が集まり、和太鼓によるパフォーマンスなども行われ、まるでお祭りのような盛況ぶりです。いかに「スーパースター ヴァーゴ」の日本発着が待ち望まれていたのか、その期待の高さが垣間見える瞬間でした。
横浜港でのポートイベントは「スーパースター ヴァーゴ」船内の大型シアター「ゾディアックシアター」にて盛大に執り行われました。冒頭、最新鋭のサイネージと掛け合わせたダンサーによるスリリングなショーによって幕開け。ポートイベントに花を添えました。「ゾディアックシアター」では就航中も同様のスペクタクルショーが日々開催される予定です。
その後、「ヴァーゴtheよしもと@クルーズ」で出演した「が〜まるちょば」さんが、圧巻のパントマイムパフォーマンスを披露。会場の温度を一気に上げる圧倒的な面白さで、お客様の心を掴んでいました。
「ヴァーゴtheよしもと@クルーズ」は「スーパースター ヴァーゴ」が大阪港から出港する夜に、ゾディアックシアターにて毎週行うお笑いイベントです。よしもとが提供する「笑い」と、スタークルーズが提供する「クルーズ」の融合をテーマにしたイベントであり、「が〜まるちょば」さんのパフォーマンスは、早くもそのポテンシャルの高さが窺えるものでした。
大阪港でのポートイベントと同様に、スタークルーズおよびゲンティン香港の経営陣、来賓による挨拶と記念品の交換・乾杯が行われ、イベントは和やかな雰囲気の中で無事に終了しました。
「今こそチャンスが来ている」過去最高の需要となっている日本のクルーズ市場に、スタークルーズが満を持して参入
大阪港・横浜港のポートイベントは両日ともに、イベント後にはメディアインタビューが行われました。ゲンティンクルーズライン社長ケント・ズー氏やスタークルーズ社長アン・ムー・リム氏らが登壇し、クルーズ旅行の需要が過去最高に高まっている現在の日本市場を踏まえたうえで、「今こそチャンスが来ている」という強い想いで「スーパースター ヴァーゴ」の日本発着クルーズを開始したという言葉がありました。
社長の熱量のあるメッセージからも、「スーパースター ヴァーゴ」の日本発着クルーズに賭ける想いが伝わってきました。さらに、ラグジュアリーなクルーズを提供するゲンティン香港の子会社「ドリームクルーズ」の日本発着クルーズも今後検討していることが明らかになっています。2017年11月まで続く「スーパースター ヴァーゴ」就航、そして「ドリームクルーズ」の就航検討など、さらなる期待が高まる内容でした。
2日間に渡る大阪港・横浜港のポートイベントの様子についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。日本発着クルーズを開始したスタークルーズ「スーパースター ヴァーゴ」は一泊10,000円代という低予算でクルーズを楽しむことのできる注目のカジュアルクルーズです。ぜひ、この記事を機会にして、新たな旅行手段のひとつに検討してみてはいかがでしょうか。